花器で愉しむお花の活け方

2023年6月08日

こんにちは。暑い季節到来ですが、それでも花と生活したい願望は捨てられない!ですよね。

これまで、当ショップではフラワーバッグアレンジメントの販売がメインでしたが、自宅で花を楽しんでいただくために、KURUMI Select のフラワーベースもリリースしました!
インテリアのアクセントになるような、スパイスの効いたものから、シンプルな花器まで、揃えていきたいと思います♪


では、せっかくなので花の飾り方の基本を本日はレクチャーしますね。今回は、この2つの花器を使ってお花の飾り方をご紹介します。


スクエアブラス花器・ハイブラス花器

花束をいただいた時は、このように茎が束ねられていますよね。

輪数や長さは、その時に寄り、様々ですので、基本は茎部分がすっぽり入るくらい深さのある花器を選びましょう。

まずはスクエアブラスから。

お水は茎部分が半分以上は浸かる方が良いですね。ただ花によって、違うものもありますので、それは追い追い…。

この状態でも、十分飾ることができます。ですが、少し器の高さがあるため、葉っぱや花が窮屈そうな印象もあります。そんな時は、茎を浮かせて飾るとよりふんわり感がでます。

少し水の量を増やします。そして、器の淵にお花の首部分をあてて、茎の先端は器の壁面にあてて安定させます。

すると、花はふんわり、ボリュームの良い印象で飾ることができますね。

では次に、ハイブラスの花器に活けてみましょう。

まずは、当初のままの長さで活けてみます。一見良く花が広がっているように見えますが、器の大きさに対して、花のボリュームが大きい印象になっています。これは、少しばかり茎が長いからですね。

一度活けてみると、どのくらい長いのかわかるので、まずは活けてみてみましょう!

長いと思った分、ハサミでカットします。なるべく切り花用のハサミで切ると良いですね。その時に、少し斜めにカットすると、お花に触れる面積が広がり水を飲みやすくなります。

2,3センチ程カットしましたが、いかがでしょうか。

少しまとまりが出て、器と花のバランスが良くなったように思いませんか♪

では次は、よりナチュラル感が出るように束ねてあるものを取って活けてみましょう。

 

そうすると活ける方の好みとセンスであしらえますよ~!『私、センスに自信がない―!』と言う方も、まずはやってみましょう!

始めは誰しも素人ですが、花を綺麗に活けよう!と考えることで、花を観察する力が身に付き、花が美しく見える角度や、他の花とのバランスがだんだんとわかってくるものです^^

まずは、重心となる花から活けましょう。

正面の前側に。今回はカーネーションは大きいので、短めに配置しました。

 

次はバラですが、水に浸かってしまう葉っぱは切ってしまいましょう。葉っぱが水に浸かると腐りやすく、水にバクテリアが増え、他の花も早くに朽ちてしまいます。

 

 

あしらいたい長さにカットします。

お花の茎が、花瓶の中で交差するように活けると安定感がアップします。

 

どんどん花を追加していきます。短いものや茎の太いものからあしらっていくとスムーズかと思います。

小花は最後にあしらうと、バランス良くなります。

花瓶が大きさ違いのものがあれば、分けて飾るのも素敵ですよ!とっても華やかです^^

花束を買ってみたり、いただいた時には、ぜひご自分で活ける楽しさを味わっていただきたいなぁと思います!

上手くできた時は、満足感アップです!

そして、番外編!!

ブラススクエアでは、こんな飾り方も♪

スクエア花瓶のフォルムを生かして、花も垂直に活けました。1輪1輪が際立つ活け方です。

切り花は毎日水替えをすると長持ちします。そして、その際に茎についたヌメリを水で流し、1,2㎝程度茎の先端をカットしてから花瓶に活け直します。

するとだんだんと短くなってきますので、このような飾り方もできますよ。

KURUMI考案、テラリウム法です(*^^*)

ガラス花器の中で、大事に活けられている花たちも幸せを感じてくれるはず…!

         

こちらはフロート法。

折れて茎が無くなってしまったり、ほんの少し生き残った花を活かすのに最適ですね~!

もうお花がギブアップするまで、骨の髄まで楽しんであげてほしいですね!

今日は、新しいフラワーベースに合わせて、飾り方をご紹介しました^^また新しい花器を見つけたら、ご紹介させていただきます(*^^)v

 

ちなみに今回使用の花器は、こちらからリンク飛んでくださいね。

 

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